デザイントリニティー07
デザイントリニティー編集者/牧村
第漆回〈無理のない自然な美しさ〉
今回は少し具体的なカラダの使い方についてお話したいと思います。道場では太極拳もしますが空手などの動作も行います。突きと蹴りですね。例えば突きは正拳突き(せいけんづき)を行いますが、これは相手を倒すための攻撃よりもむしろ、カラダをほぐす効果をねらいます。次に蹴りですね、前蹴りを基本に行います。これも正拳突きどうように腰から下の下半身をほぐす効果をねらいます。突きで上半身(首から肩、背中、腰まで)蹴りで下半身(腰から太もも膝、ふくらはぎ、足首まで)をそれぞれほぐしていきます。同時に護身術として突きと蹴りとなりますね。ここでもポイントはリラックスして行う事です。力を入れてやるとすぐに疲れます。それと筋肉が緊張して疲労が残ります。これはダメなやり方で、疲れが取れるぐらいのやり方でやった方がからだには良いそうです。面白いですよね。攻撃的に見えて実はカラダをほぐしているなんてね。そうそう、うちの道場では基本、筋トレはしません。なぜか?筋肉をムダにつけるのはカラダに良くないからです。とはいうものの、これをやっていると自然にカラダが締まってきて見た目に良い体になりますよ(笑)ダイエットにも効果的で女性の方にもお勧めです。デザインもそうですが見た目も重要ですね。計算されたレイアウト配置で、見る側がすぐに理解出来るわかりやすい表現など、不自然でない美しさが大事ですね。
公開日/2016年02月22日