Staff-02 高橋豊は「マツダな男」である


代表のひとりごと編集者/柏子見

高橋豊は「マツダな男」だ。

別に「聖子」のファンでもなければ、「優作」に憧れている訳でもない。

その昔(我々が若かりし頃は)乗っている車で人柄を判断される事がよくあった。
そう、高橋豊は「マツダ」の車に乗っていたのだ。
多分「ルーチェ」か何かだったと思う。

残念ながら当時の「マツダ車」は、あまり人気が無かった。
そのせいかマツダ車は他の自動車メーカーでの下取りが悪く、マツダだけが高く下取ってくれるので、
おのずとマツダからマツダへの買い替えが続き、逃れられなくなる事から「マツダ地獄」とも呼ばれていた。

なのでマツダ車に乗っていると聞くと、
蟻地獄に落ちて必死にもがき這い上がろうする蟻の姿を思い浮かべたものだった。

ところが最近のマツダはどうだ。

独自路線を貫き、欧州車を彷彿とさるスタイリッシュなデザインと技術力で、
他メーカーより頭一つ抜きん出ている印象がある。
僕自身も国産車で良いなと思う車はマツダ車が多い。
頑固で不器用だが、しっかり足元を見据え流されない、
じっくりと、でもいつの間にがライバルを引き離して行く。

高橋豊もまさにそんな「マツダ」のような男なのだ。

昔、新期のクライアントの仕事依頼があった時、
他のディレクターが皆、反対したにも関わらず、
「俺はやる!」と押し通した事があった。
結局、その仕事は今のオフサイドの大きな柱になっている。

皆に嫌がる仕事なら、逆に俺が伸ばしてみせる!
皆がMacなら俺はWindows!
皆がiPhoneでも俺はAndroid!!

マツダばりの反骨精神で、オフサイドの仕事を伸ばしてきた。
それが高橋豊が「マツダの男」たる所以なのだ。

そして今日もその独自の「マツダ的視点」で、色んな可能性を探しているのだ。

ちなみに柏子見が乗っているのは、あのハマーである。

……自転車だけどね…(笑)

公開日/2016年08月04日



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