23 カルアミルク


脇道音楽堂 〜わたしの一曲〜編集者/柏子見

この間、テレビで生前の忌野清志郎が、
若い頃に聴く音楽は曲も歌詞も今後の人生に大きく影響を与えるので、
若い人たちにはいい音楽を聴いてほしいって言ってた。
同感。

そういう意味では、僕は岡村靖幸が思い浮かぶ。
影響を受けたとはあまり感じないし、
今でも、岡村靖幸の30年ほど前のアルバムを聴くので遠い過去の音楽とは思わない。

しかし、昔の記憶となった「修学旅行」を思い出す時、岡村靖幸の音楽がそこにある。

好きな曲は「カルアミルク」。

高校生だった当時はこんなような大人になるのかな、と思って聞いていた。

「ファミコンやって、ディスコに行って、知らない女の子とレンタルのビデオ見てる」

僕はカルアミルクの歌詞のような生活をしていたわけではないが、
このフレーズは当時を思い出させてくれる。

靖幸ちゃんかっこいい。

2019.5.23
鵜野 真行

公開日/2019年05月22日



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