No.10 私は知っている。はず。


脇道書道場 〜わたしの一筆〜編集者/柏子見

この「愛知」という漢字は、元々「あゆち」という地名が
「あいち」に転じた際に当て字を用いたようです。

どこの誰がこの漢字を当てはめたのかは不明ですが、
私は、選択肢が数ある中で「愛」を「知」るなんて
臆面もなくつけられたこの字が嫌いではありません。

さて、愛とはなんでしょう。私にはよくわかりません。
しかし、よくわからなくても科学することで、
麻酔と同様、暮らしに役立てることはできます。
現状、私の研究結果は、以下のようなものです。

「その人が好むことをして、嫌うことをしないこと。
ただしその好き嫌いは、必ず観察に基づいていなければならない。
愛があれば興味もあるはずなので、観察する手間と時間を惜しまないこと。
当てはまらない行動をしている場合は、その人を愛しているのではなく、
自分が愛されたいための行動であると自覚するべきである」

先日、奥さんが出産したばかりの友人にこの話をしたら、
鼻で笑われました。めちゃくちゃ苦労すればいいと思います。

皆さんの人生には、多くの愛があらんことを。

2019年11月27日
長谷川 雄一

公開日/2019年11月27日



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