デザイントリニティー28


デザイントリニティー編集者/牧村

第廿捌回〈昨年のまとめ〉

今年ももう1ヶ月が過ぎました。昨年は元号が新しくなりいよいよ時代は令和になりました。このエッセイも昨年は更新ができず思考停止状態になりましたね。やはり続けていくことの難しさは半端ないですね。物事の道理としてすべては自分自身にあるということを私は人生の中から学びました。周りの状況や環境はさして関係ないということを。自分がどうしたいのか?どう生きたいのか?それに尽きると思います。昨年のはじめにここで書いたエッセイの中で「通い続けよう」という目標を2019年は継続できなかったですね。2018年まではできましたが・・・・。さて、話はかわりますが、昨年あった出来事で32年ぶりに大学時代の仲間に再会することができました。昨年の3月に様々な経緯があり再会に至りました。32年という歳月を感じさせない再会でした。彼とは大学時代には、よく一緒に遊んでいたのですが、卒業とともに疎遠になりそれ以降、連絡もとらないまま現在にいたりました。彼は大学時代、実際に太極拳を習っていていろいろと武術のお話を聞きましたが私に関心がなかったのであまり真剣には聞きませんでした。しかも彼は大のジャッキーファンで、太極拳を習うきっかけもジャッキーだったとのこと。高校生の時に見た映画でファンになり道場にも通うようになりました。すごいですね。彼とあっていろいろな話をしていて私も太極拳を習っている話をしたところ、興味をもったようで私の通っている道場に来たいといいました。で7月に再び彼と会い一緒に道場で太極拳を学びました。太極拳も流派や形式も多数あって彼が学んだものは現在の日本ではとても珍しいものだと先生がおっしゃっていました。その後、私の自宅に彼を泊め、深夜までいろいろな話をしました。そこで彼は以前に香港に旅行にいき、実際にジャッキーにあったそうです。たまたまジャッキーの事務所の前まで行き、眺めていると大きな車が止まり車の中にジャッキーがいて話しかけるとせっかく日本から来てくれたのでと、事務所の中に案内され片言の英語でジャッキーと話をしたそうです。あとNHKのど自慢の番組に出演して見事、鐘3つ貰ったそうです。歌うまかったですね?知らなかったです?それと彼の自宅が富山で日本酒が美味しいのでお土産にと持って来てくれました。で一緒に飲もうと思いましたが、彼は下戸でまったく酒が飲めませんでした。これもまったく知りませんでした。大学時代一緒の飲みにいっていた思い出がありますが、まさか?飲めなかったとは?いったい私は何を見ていたのか?とても不思議です。人の記憶はとても曖昧なものですね。これはたぶん自分に都合の良いように書き換えているのかもしれませんね。はじめの話に戻りますが、どう生きるかは自分自身が決める。敵は自分の中にある。ということもこの友人との会話で記憶の書き換え?がよい例ではないでしょうか。まあ自分の都合のいいように解釈して生きていくほうが気楽に生きていけますからね。人がこの世に生まれる意味は何か?とても哲学てきな話ですが人生を楽しむためだと思っています。ストレスの多い現在ですが肩の力を抜いてリラックスですね。今年は自分に制限をつけるのはそろそろ終わりにしようかなと思っていますで、突然ですが今回をもってこの企画は一旦終了いたします。 この企画の最初に書いたのですが、常に心を平常心に保ことが物事に負けないことだと書き、その方法など武術を通してお知らせしてきました。実体験からの感想です。今現在しばらく道場にも通えていない自分がいて今後も通えるかどうか、まったくわかりません。というか無理なような気がします。なぜか?やはりキツイですね。かなりハードです。そんな状態なので先にも述べた通り無理をしない生き方からするともういいのかなと思います。そんな状況なのでこのエッセイも一旦終了しても良いのかなと思います。約10数年の間に道場で学んだことは今後も私の人生に大きな影響を与えると思います。自分でもよく続いたなあーというのが感想です。普段の生活では体験しないことの連続でした。やってみないとわからないことでした。自分で好きなことを好きなように表現できる場というのはやっていてとても楽しいものです。仕事ではそんなことは皆無に近いですが、でも楽しむことは常に心において取り組んでいます。その心がなくなったら?とても寂しいものなってしまいますね。クリエイティブの基本は楽しむことです。これは今後も無くさないようにして行きたいですね。 長くなりましたがそろそろこの辺で終わりにしたいと思います。人生100年時代、愉快に楽しく人生を楽しみたいと思う今日この頃です。感謝。

公開日/2020年02月04日



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