はじめに
その昔…と言っても豊臣秀吉が、まだ木下藤吉郎だった頃ほど昔ではない、柏子見が若かりし頃。
世は広告ブームで、巷には優秀なクリエターが溢れていた。
グラフィックデザイナーとして駆け出しだった自分は、こんな状況ではとても生き残れないと思っていた。
でもまあ兎に角やれるだけやってみて、ダメだったらタクシー運転手でもやろうと考えていた。
(タクシー運転手さん、ごめんなさい…)
その当時はいわゆるバブルで景気も良く、手っ取り早くお金になる仕事は色々あった。
若くて体力があれば佐川急便、何も無くても訳ありならマグロ漁船…
1〜2年働いて貯めたお金を元手に商売を始めたり、海外へ移住したりなんて噂も事欠かなかった。
今で言えばウーバーイーツだろうか?
そんなに無茶苦茶は儲からないが、自分のペースで仕事できるのが今風なんだろう。
昨年からのコロナ禍で、YouTubeを始めた人がすごく増えた気がする。
例えば仕事を失ったお笑い芸人が、人と接触せずにお金を得る手段として苦肉の策でやっているとか聞くが、そっちはあまり興味がないので無いのでよく分からない。
また結構有名シェフが社会貢献と実益を兼ねて料理の作り方を公開したり、
その道の一流の人が惜しげもなく、ノウハウを公開したりしている。
これはコロナ禍がなければ、起きなかった事かも知れない。
かなり稼いでいる人もいると聞くが、大半は儲からないという…
しかし真相は定かではない。
ただ、若かった自分がタクシー運転手に一抹の希望を見出していたように、
今の時代はYouTubeがあるのでは無いかと思ったりする…かなり強引だが…
今回の脇道シリーズのテーマは「妄想YouTuber」
もしオフサイドのメンバーが、YouTubeをやったら、又は強制的にやらされたら…
どんなコンテンツをやるのだだろうか?
実際にはやらなくても良いので、無責任なコンテンツだが…
YouTubeというメディアを通して、またオフサイドメンバーのパーソナリティを浮き彫りにしてみたい。
2021年6月4日
柏子見友宏
公開日/2021年06月04日