No.3 限界作家飯！

YoutubeはMVをみたり、推しのライブ配信で使うくらいなので、自分はYoutuberはそこまで真剣に追ってる勢ではないかなぁと思いつつ、
何みてるかな？と考えると
kemio、YYYOKOOO、ShinyaChannel、OKOWA、吉田孝弥チャンネル（これは大学の友人）etc
結構みてました。
それでも自分で案を考えるとなるとテレビ的になってしまうので、難しい。時代についていきたいところです。

さて、私の企画はどんな内容かというと、作家の家にお邪魔→一番忙しくて限界な時のご飯を紹介する
情熱大陸の飯フィーチャー版みたいなやつを想像して欲しいです。
もともとハイパーハードボイルドグルメリポートやゴールデンカムイが好きなので、
限界と飯の組み合わせに目がない伊藤です。メイキングや作家の１日取材も大好きなのでくっつけました。
パクリっぽいですが、何より自分が視聴者だったら物凄く見たいので、一押し企画はこれです。
それではどうぞ！

ではまず、漫画家のお家にお邪魔します！
こちらは高校の同級生小鳥遊育先生（27）です。
４年ほど専業漫画家として電子漫画を中心に活動しておられます。

デジタルで作画をされるのでこのように環境が整えられています。


アシスタントさんとやりとりをしながら、3Dパースを用いて作画の効率化をしておられます。

自宅プリンターで原稿を印刷し、トーン線数のチェックなどをされています。

そしてついにご飯です！
これはなんでしょうか…
おもむろに流し台の下に向かう小鳥遊先生

はちみつ直食い

無事、限界飯を撮影することに成功しました。

Q,いかがですか？
小鳥遊先生「うふふ…」

ちなみに普段はとてもお料理上手な小鳥遊先生。

Q,限界飯を食べている時はどんな気持ちですか？
小鳥遊先生「蜂蜜を舐めている時は食事のことを考えていないので無心です。」

Q,何故専業になられたのでしょうか？
小鳥遊先生「兼業ではどちらの仕事も中途半端になってしまうと思い、集中して毎日作業ができるよう専業にしました。」

Q,フリーランスならではのご飯エピソードを教えてください
小鳥遊先生「時間がない時はご飯に豆腐とキムチと食べるラー油を乗せて食べたりしていますが、
時間に余裕がある時は家のキッチンで好きに料理ができるので、
お昼にオムライスを作ったりなど少し時間をかける事で気持ちの切り替えができてリフレッシュにも繋がっています。」

これからのご活躍を祈っております！

お次はイラストレーターのお家にお邪魔します！
伊藤香澄先生（65）でございます。こちらは40年のキャリアを持つ専業イラストレーターです。

なんと自分の母です。つまりは自宅なので、安上がり情勢的に大変安全なロケとなっております。
先ほどの小鳥遊育先生とは対照的に、デジタル入稿以外のほとんどの作業をアナログでしていらっしゃいます。
というか恐山レベルで積み上がっているあれやこれは倒れないのでしょうか。

現在は挿し絵のお仕事中です。トレーシングペーパーで下書きをした上から、コピックで作画をされています
この年齢でレギュラーがあるだけありがたいとのこと。厳しい世界のようです。

そしてついにご飯です！
これはなんでしょうか…

ピーナッツサンド！

パン1枚を片手で握り込んでいるのがいいですね。さながらケバブです。

Q,いかがですか？
伊藤先生「おいしい（笑）」

Q,限界飯を食べている時はどんな気持ちですか？
伊藤先生「とにかくお腹を満たす！何も考えていない。」

Q,何故専業になられたのでしょうか？
伊藤先生「好きなことを仕事に出来たら最高！とイラストレーターとしてデザイン事務所に入社しましたが、
個人の技が占めるイラストレーターは独立しやすかったですね。独立ルートもなんとなく出来ていたし。
面白い仕事もフリーランスだと選べるので。
時間の許す限り制作したかった。食べていけるかどうかは考えていなかった。」

Q,フリーランスならではのご飯エピソードを教えてください
伊藤先生「パートナーもフリーランスイラストレーターでしたので、時間の有る人が料理しましたが、バブル期は仕事量も多かったので
出前も良く取りました。名古屋市北区に住んでいた頃は近所の「若松」の白い出汁のきいた玉子とじきしめんが好きでした。」

これからのご活躍を祈っております！

伊藤先生はイラストレーター業と並行して子供向けのお絵かき教室もやっておられます。
ご興味のある方は是非伊藤までご連絡ください。概要欄に貼っておきます（と案件ものは言うんでしょうね…ないですが）

いかがでしたでしょうか？
整理整頓された20代デジタル漫画家のご飯、ハーコー部屋の60代アナログイラストレーターのご飯
やはりグッと作業に集中すると糖分が欲しくなってくるのでしょうか？
甘いものが多かったですね。あとユニホームかのようにお二人とも紺Tシャツでしたね。

と、こんな感じで終わりたいと思います。取材が楽しかったので機会があったらYoutubeやってもいいかもですね。

ちなみに自分は卒制時期に徹夜しまくっていて、ペヤングの湯切り中にうとうとして中身を半分落としたり
食べながら寝ていました。無事卒業した今では笑えますが…

ある意味専業？である美大の卒制ロケもしてみたいですね。かなり魑魅魍魎で面白いと思います。

↑解体が大変でおかしくなってしまった友人

でもこれを読んでいる多くの方は、もっとキツい時代の広告業界に居たと思うので、たくさんの修羅場経験があったのかもしれませんね。
ただ会社レベルで取材すると、ブラックな組織を肯定する印象が出てしまうので、
こりんチャンネルではフリーランスという自ら仕事量を取捨選択できる環境の人に限定したいと思います。
ここらへんが自分のオモシロとポリコレのラインとなっております。
では！

2021年7月7日
伊藤小麟

公開日／2021年07月08日