No.27 ロゴメシ
小さい頃から妄想癖アリの子どもでした。
今回は妄想YouTuberということで
こんな妄想ネタを。
企画タイトル:
ロゴメシ
今回は妄想YouTuberということで
こんな妄想ネタを。
企画タイトル:
ロゴメシ
飲食店のロゴだけを見て、
勝手にオーナーや店内の様子、名物メニューなどを
妄想→実際に訪問し答え合わせをする。
ロゴはデザイン的に優れているものは選びません。
VOW世代なので、気になる面白看板とか文字とか
グッとくるヤツをチョイス。
撮り溜めておいた中からまずはこちらのお店で妄想したいと思います。
コーヒー グリーン
屋根が緑色のお店、コーヒーグリーン。
今日はずっと前から名前の由来が気になっていたお店にやってきた。
結構古そうだな、日除けもボロボロだし…
さて、早速入ってみるとしよう。
カランコロン。
店に不釣り合いな重いドアを開けると、カウンターの向こう側から「いらっしゃいませ…」しわがれた声が聞こえた。
大きく広げた中日スポーツから顔を上げて、一瞥を投げてきた不機嫌そうなマスターの声だった。
好きな席に座るよう促されたので、店全体が見渡せるテーブル席に腰を下ろすと、
バタバタと厨房の玉暖簾から出てきたのは、マスターの奥さんであろう小柄なお婆ちゃんだった。ニコニコと愛想よくお冷とおしぼりを持ってきてくれた。
建物は古くそんなに広くはない。染み付いたタバコとコーヒーの匂い。至って普通の喫茶店。ザ・昭和だ。
流行りの観葉植物で埋め尽くされたジャングルのような緑いっぱいの店内…というのも想像していたが、もちろん全然違う。あるのは枯れかけたサボテンくらいである。
気を取り直してメニューをチェックしよう。
写真のない質素な手書きのメニューには、
一番大きい文字で「グリーンコーヒー」1,000円とある。
ここの推しなのかなぁ。でも、高っ!
まさか、緑色のコーヒー?
いやいや、抹茶ミルクじゃあるまいし。
どうしても気になった僕は「グリーンコーヒー」なるものを注文しワクワクしながら待つことにした。
カウンターの向こうでマスターは面倒臭そうにガサガサと新聞を畳んだかと思ったら、パン!パン!と柏手を打った。彼なりの儀式なのだろうか。それまでとは別人のようにキリッとした表情で豆を挽き始めたのだった…。
しばらくして運ばれてきた一杯は、
緑茶のように透き通ったグリーンの飲み物。
何コレ、マジでグリーンやん!
他のテーブルを片付けていたお婆ちゃんに
思わず尋ねる。「すみません、これ本当にコーヒーですか?」
「お兄さんビックリした?生豆からつくっとるコーヒーだでグリーンコーヒーって言うんだわ」と彼女は
気を取り直してメニューをチェックしよう。
写真のない質素な手書きのメニューには、
一番大きい文字で「グリーンコーヒー」1,000円とある。
ここの推しなのかなぁ。でも、高っ!
まさか、緑色のコーヒー?
いやいや、抹茶ミルクじゃあるまいし。
どうしても気になった僕は「グリーンコーヒー」なるものを注文しワクワクしながら待つことにした。
カウンターの向こうでマスターは面倒臭そうにガサガサと新聞を畳んだかと思ったら、パン!パン!と柏手を打った。彼なりの儀式なのだろうか。それまでとは別人のようにキリッとした表情で豆を挽き始めたのだった…。
しばらくして運ばれてきた一杯は、
緑茶のように透き通ったグリーンの飲み物。
何コレ、マジでグリーンやん!
他のテーブルを片付けていたお婆ちゃんに
思わず尋ねる。「すみません、これ本当にコーヒーですか?」
「お兄さんビックリした?生豆からつくっとるコーヒーだでグリーンコーヒーって言うんだわ」と彼女は
カラカラと笑いながら玉暖簾の奥へと消えていった。
…知らんかった。そんなんあるのね。
調べてみると、生豆からつくるグリーンコーヒー、
話題になったのはここ数年のことらしい。
推しメニューから?お婆ちゃんの名前がミドリ?
コーヒーグリーン、
店名の謎は深まるばかりである。。。
…知らんかった。そんなんあるのね。
調べてみると、生豆からつくるグリーンコーヒー、
話題になったのはここ数年のことらしい。
推しメニューから?お婆ちゃんの名前がミドリ?
コーヒーグリーン、
店名の謎は深まるばかりである。。。
—–
と、まぁこんな感じでひと通り
妄想してみました。
本来の企画としては、実際のお店に潜入する様子を
動画で撮って妄想とのギャップを愉しむんですが…
実際行ってみたら、お店やってませんでした。。。
コロナ禍だからなのかわかりませんが、
残念ながら答え合わせ出来ず!!
再チャレンジしてみて、答えがわかったらご報告します。
ではまた次回「ロゴメシ:カフェテラス ラーダ」でお会いしましょう。
2022年3月23日
海瀬 享
海瀬 享
公開日/2022年03月23日