No.29 シン躬ら追い込んで観ずる
YouTube…その発祥は2005年に遡る。
今、YouTuberと言われる輩が、世の中をブイブイいわせているようだが、
実はこの世にYouTubeが現れる5年前、すでに私はある意味YouTuberだった…
しかもかなり過激な…
今去ること26年前、1996年にオフサイドは社内イントラネットを立ち上げ、
情報共有と共に社員のコミュニケーション活性化の為、全員参加で週替りエッセイを公開していた。
テキストはもちろん、写真、漫画、イラスト、FLASHアニメーションを使ったバリバリのリッチコンテンツありと、内容はバラエティーに富んでいたが、私がチャレンジしたのは動画コンテンツ。
その中でも2000年投稿の「躬ら追い込んで観ずる」は社内に衝撃を与えた秀作だった…と私は思う。
内容は…書けない…
30代後半のある男が単身公園に乗り込んだり、自宅や知り合いの写真スタジオで「躬らを追い込む」様子を映像に収めた、ある意味ドキュメンタリー映像といえる。
今から思えば、何故こんな事ができたのだろうか…という内容が満載だ。
下手すると通報、逮捕…社会的地位を失うかもしれない。
しかしある意味、クリエティブの本質は社会ルールのギリギリのラインにあるのでは無いだろうか？
写真の一部でも見せられればと思ったが、
ほぼモザイクになってしまった…（笑）
そう、私が再びこのインターネット社会に動画クリエーターとして降臨するなら、
まず「こんな映像コンテンツも許容できるココロの広い社会」が必要だ。
それが私の妄想YouTuberとしての夢。
しかしまだ、時代は私に追いついていないようだ。
※動画がどうしても見たい方は、オフサイドに入社して守秘義務契約書を交わしてください（笑）
2022年4月13日
柳沢 明弘
公開日／2022年04月13日