No.15 やればできる、はず。


脇道未来予想図編集者/

2024年の現在、人工知能は様々なコンテンツを自動生成し、自動車はドライバーを必要としない本当の「自動」車になりつつある。
色々なものがインターネットにつながっていて、一方で、電話や掃除機はコードレスになって、物理的なつながりから解放されている。

50年前なら手づくり・手書きが当たり前、自動車はハンドル・アクセル・ブレーキの他にクラッチやらシフトレバーやらも操作しなくちゃいけなかったし、電話も掃除機も、コードが届く範囲で使うのがフツウだった。
ついでに言えば、テレビにリモコンなんてなかったので、チャンネルや音量を変えたかったらテレビの前まで行かないといけなかったし、調べ物は重たい辞書で済めばまだマシ。辞書でダメなら、図書館か書店に出向いて、求める情報が載っていそうな本を探すところから始めなくてはいけない。
ああ、現代ってなんて便利で快適なんだ!

こんなに色々なものが進化しているのに、人間の生理的な部分にはまだまだその恩恵が及んでいないような気がするので、ここから先50年の間にはその部分の発展に期待したい。
具体的にはフェムテック!

月経や妊娠、不妊、産後ケア、更年期など女性特有の健康課題(更年期は男性にもあるそうですが)をテクノロジーで解決する商品やサービスに進化して欲しい。
「そういうものだから仕方がない」で、不快感や辛さを我慢しなくてもいい世界。本気出せば50年でいける気もするけど、どうだろう。
「苦労してなんぼ」みたいな価値観もあるし、ムリかなぁ。

2024年10月16日
林 知美

公開日/2024年10月16日



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